マドンナ古文単語230 荻野文子の超基礎国語塾
受験界に名をとどろかせた、「マドンナ」と呼ばれる方が書いてらっしゃる本である。
マドンナ:押しも押されもせぬ超一流講師である。
本の紹介に移ろう。
特徴としては、まず
覚えるべき単語の字の大きさが大きい。
チマチマと文字の羅列のような参考書を時折見かけるが、
この参考書は覚えるべき単語の文字が大きく見やすい。
(凄くどーでもいいことに聞こえるかもしれないが、とてもとても重要なことだ。)
次に、
個性的な挿絵が頻繁に入っていて、面白い。
面白いので、勉強が苦にならない。
考えてもみていただきたい。
古文単語をひたすら覚えるなんて、普通拷問である。
しかし、この挿絵が我々のテンションを上げてくれる。
実に幼稚なことを言っているように聞こえるだろうが、
この挿絵バカにならない。
実はこれ、覚えるべき古文単語と関連性の深い絵なのだ。
つまり、単語を覚えるのを挿絵が後押ししてくれるわけだ。
(単語と挿絵がセットで頭にしっかりロックオンされるわけだ。)
人の脳は、単独での暗記には弱い。一つのものを覚えるときは、何かと関連付けて・・・鉄則だ。
単語を覚えやすくする工夫は挿絵だけではない。
一つの単語に対してしっかりとページを割き、我々にあらゆる角度から単語を刷り込んでくれる。
さらには、ご丁寧に単語カードつきである。
この古文単語は実に重要なものが厳選されている。
理系の方はこれだけで十分である。
超難関大学の文系を受ける人は、ゴロ565等と組み合わせてやっても良いだろうが、
そこまで古文をやる暇があるなら、他の勝負科目に時間は割きたい。
この古文単語集、マジ一流です。
覚えやすさ天下一品!!