鎌田真彰の化学
この参考書の進行は(各単元それぞれ以下の構成である)・・・
1.覚えるべきところが記されている。
2.例題がある。
3.入試問題がある。
化学に限ったことではないが、「どこを覚えていいのか分からない」という発言を、多くの生徒が口にしていた。
ならば、この参考書は上記の通り、まず覚えるべきポイントを明記してくれているのがありがたい。
次に、じゃあどんな問題を解けるようになる必要があるのか、という意味で、「例題」がくる。
もちろん、それに対する詳しい解説。
最後に入試問題で、実戦経験を積める。つまり、本物の空気を感じることが出来るわけだ。
実に素晴らしい構成だ。
さらに、この参考書は、
・挿絵がよい。
・図が分かりやすい。
・説明がとても分かりやすい。
・時折ありがたいアドバイスが入る。
という長所をもつ。
学校の授業と併用してこの参考書に臨む。
この参考書にて、基礎を確立した後、志望校のレベルにあった問題集にて
実戦経験を積めばOKだ。
化学の礎は、これらの参考書で築く。
異論を挟む余地はないだろう。